【戦評】1Q序盤は互いにアウトサイドからの得点こそないものの、インサイドで着々と得点していく均衡した状態が続く。その後は次第に速攻が出始めるが点差は開かず1Q終了。2Qは開始から両チーム速い展開のバスケットを繰り広げ、ディフェンスも激しさを増す。大商大はスティールを量産するが得点に繋がらず、関西大がわずかにリードを広げる。3Q、両チームさらにディフェンスが厳しさを増す。大商大のシュート率が上がらない一方で関西大は確実に加点していく。最終Q、大商大の鬼気迫るディフェンスにより得点の伸びない関西大は一気に差を詰められる。残り1分、遂に大商大が関西大を捕え逆転。その後一進一退の攻防が繰り広げられる中、#25月本のレイアップ、#24竹本のFTで逃げ切り、70−68で関西大が辛くも準決勝に駒を進めた。
(甲南大学・今井雄太)
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